11月28日(火)、1年次の必須科目である「探究実践演習」の最終成果発表会が開催されました。(探求実践演習の概要は以下のリンクをご参照ください。)
https://www.kic.ac.jp/news/3925/
本演習は10月にスタートし、学生それぞれが意識している自国での問題意識を共有した上でグループを組み、探求実践メソッドに基づいて活発な検討が行われてきました。今回が一つの成果発表の場となりました。
医療、農業、交通、教育など様々な自国の課題を背景に、ICTを活用した問題解決手法について各グループごとに発表が行われました。農業分野では、生産者が仲介者によって現実の市場の利用を制限されている社会的背景があるとし、生産者と顧客をICTの環境で構築したプラットフォーム上で一元管理を図り、生産者や顧客が効率的に生産物の販売や購入、お金の流れをモバイルで管理することが可能となるシステムの提案などもありました。本演習ではさらに、事業としての持続性も報告されるなど、社会実装に踏み込んだ議論が展開されました。
今後、1年次後半の「特定課題研究A」ではより実践的に、2年次からの「特定課題研究B」では社会実装を最終目標に研究活動を行っていきます。