各領域の科目(シラバス)
情報システム、ソフトウェア開発に必要な基礎知識の修得のほか、コンピュータやネットワークに関
KICでは、学生同士が自主的にプロジェクトチームを組み、積極的に企業等が主催するコンテスト、展示会などに積極的に参加し、評価を得ております。
2015年3月17日~19日 「情報処理学会 第77回全国大会」が、京都大学 吉田キャンパスにて開催され、吉田研究室の谷川佳延さん(M2)、青田慎也さん(M2)、横山研究室の彭聖元さん(M2)、金村和哉さん(M2)、植村遥介さん(M2)、大寺研究室の佐藤雄紀さん(M1)、本学の宮本講師が発表を行いました。
それぞれ、修士研究として取り組んだテーマや現在取り組んでいるテーマ、神戸電子専門学校との共同研究成果についての発表を行い、会場の聴講者との活発な質疑応答が行われました。
また、座長裁量で優秀な発表に対して贈られる学生奨励賞を、谷川佳延さんと佐藤雄紀さんが受賞いたしました。
神戸情報大学院大学 横山輝明講師の研究室に所属する学生たちが、沖縄オープンラボラトリが開催したSDN/クラウドプログラムコンテストへ出場してグランプリを獲得しました。
SDN/クラウドプログラムコンテストは、最先端のネットワーク/コンピューティング技術であるSDN(Software Defined Network)技術やクラウド技術を用いたプログラム作品のコンテストです。学生たちは拡張現実(AR: Augmented Reality)と呼ばれる技術を活用して、仮想化やソフトウェア化が進み、外見からはわかりにくくなっているネットワーク状態を現実世界の情景としてわかりやすくするアプリケーションにて応募しました。
ネットワーク機器の設定や内部状態などを、現実の風景に重ねあわせて表示するアイデアとデモンストレーションに高い評価をもらい、グランプリの獲得となりました。今後ますます進む、ネットワークの仮想化とソフトウェア化に対して大きな期待がよせられました。
グランプリの賞品は、5月にカナダ・バンクーバで開催される、オープンソースによるクラウド構築運用管理のオープンソースソフトウェアであるOpenStackの国際カンファレンスであるOpenStack Summitへの招待参加でした。学生たちには多いに励みになり、5月にはさらなる発表をしようと準備を始めています。
本学はオープンソースを学べる大学院として、オープンソースコミュニティやネットワーク技術の研究開発に貢献を続けます。今後の成果にもご期待ください。
SDN/クラウドプログラムコンテスト
一般社団法人沖縄オープンラボラトリ
OpenStack Vancouver 2015
2014年6月18日(水)~20日(金)3日間にわたり、本学学生が、神戸市中央区にある3箇所(北野、二宮、小野柄)の各地域福祉センターを訪問し、研究テーマに関するヒアリングを行ないました。
これは、2013年度研究テーマである「一人暮らしの高齢者や家族を支援するしくみの研究」に関して、高齢者の方の生の声をお聞きするための取り組みで、本学2年生4名の学生が福祉センターで開催される給食会を訪問したものです。
はじめに、現在検討している一人暮らしの高齢者やその家族の方が抱える課題とそれを解決するための支援システムのイメージを電子紙芝居でわかりやすく説明し、その後、アンケートや質疑応答で、現場の生の声をお聞かせいただきました。3日間で100名を越える高齢者の方や同席いただいた三宮あんしんすこやかセンターおよび各福祉会館の職員の方にも協力いただき、貴重な意見を収集させていただきました。
研究では、収集した生の声を分析し、高齢者や家族の方に本当にお使いいただけるシステムの実現を目指します。参加いただいたみなさまからは、「若い人が介護や福祉に感心を持ち、考えていただけるのはとてもすばらしい。やさしく使いやすいしくみを考えてくださいね」と励まされました。
神戸情報大学院大学 横山輝明講師の研究室に所属する学生たちのチームが、SDN/クラウドプログラムコンテストへ出場して特別賞を受賞しました。
SDN/クラウドプログラムコンテストでは、最先端のネットワーク/コンピューティング技術であるSDN(Software Defined Network)技術やクラウド技術を用いたプログラム作品を公募していました。本学学生は、教員より指導助言を受けながら、クラウド技術の基盤を構成する仮想マシン環境を構築して、その仮想マシン群を使った「スケーラブルな負荷分散Webサーバシステム」を作成しました。
コンテスト会場にPC機材を持ち込み、会場でのライブデモンストレーションを実施したところ、審査員より高い評価をもらい、特別賞の受賞となりました。今回作ったシステム自体は既存のものもありますが、学生だけでシステムを実装したこと、今後のさらなる改良可能性について講評いただきました。学生も、今後の修論テーマ等で継続していく予定です。今後の成果にもご期待ください。
SDN/クラウドプログラムコンテスト
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神戸ITフェスティバル2013にて行われた「3分ピッチで魅力を伝える!僕の私のスゴいIT!~研究・製品・サービス編~」で本学学生が優秀賞を受賞しました。
神戸ITフェスティバル2013にて行われたイベント「3分ピッチで魅力を伝える!僕の私のスゴいIT!~研究・製品・サービス編~」におきまして、本学の学生(青田慎也)が「「忘れ物って何?」といわれる時代へ向けて」というテーマで出場し、優秀賞に選ばれました。
神戸ITフェスティバルとは、地域とITを結ぶ、神戸で最大のITのお祭りです。そして、「3分ピッチで魅力を伝える!僕の私のスゴいIT!~研究・製品・サービス編~」とは、神戸ITフェスティバルの中で行われたITに関連する研究や製品、サービスの魅力を伝えるピッチ(ショートプレゼン)大会です。本大会では、自分の取組み(研究等)を専門外の人にも理解できるように、わかりやすく伝える事が求められ、「理解」「魅力」「伝達方法」といった評価基準を基に審査されます。
神戸ITフェスティバル2013についてはこちら
「3分ピッチで魅力を伝える!僕の私のスゴいIT!~研究・製品・サービス編~」についてはこちら
2013年12月2日(月)本学学生が、パナソニック株式会社 コーポレート情報システム社(大阪府門真市)を訪問し、仕事の現場を見学、若手社員との交流を行ないました。
これは、企業の仕事の現場を実感し、自分の将来のキャリアプランをイメージすることを目的に本学1年生8名の学生が訪問したものです。
はじめに、パナソニック株式会社の人事担当者からコーポレート情報システム社の概要、ミッション、役割、業務内容、プロジェクト事例の紹介があり、次に社内SEの仕事の現場を見学し、その後、入社6年目と3年目の若手社員を交えた90分に及ぶグループディスカッションで活発な意見交換を実施しました。
最後に、本学学生からは、自分のチャレンジしたい方向が見えた、社内SEの幅広い仕事内容と遣り甲斐を持って取組む社員の方の姿に刺激を受けた、などの前向きな発言が相次ぎ、たいへん有意義な企業訪問となりました。