6月14日、TKP神戸三宮カンファレンスセンターで実施されたセミナー「まるかじり!アフリカ入門」(神戸市・JICA関西・ジェトロ神戸・神戸市海外ビジネスセンター・ひょうご海外ビジネスセンター 共催)にて、本学の高田浩幸特命教授(前JICAルワンダ所長)と学生のアブゥム・ブォト・イブ・フレディさん(カメルーン出身 M1)が登壇しました。
今年8月に横浜で開催予定のTICAD7(第7回アフリカ開発会議)のパートナー事業として実施された本セミナーには、開発援助機関、行政、大学、民間企業の代表が参加し、それぞれのアフリカに対する取組みを各パートにて発表。当日は定員の100名を大幅に超える120名以上の参加者が会場を埋めつくし、最後まで熱心に登壇者の話に耳を傾けていました。
本学のパートでは、2013年のTICAD5にて安倍総理より表明されたABEイニシアティブ(5年間で1000名のアフリカの若者を日本の大学院および企業のインターンシップに受け入れるプロクラム)、またアフリカ54国中25国からABEイニシアティブによる留学生95名を受け入れている本学を紹介しました。さらに8月のTICAD7に向けてアフリカをより身近に感じてもらうため、アフリカと日本の違い、またお互いの視点によるアフリカの印象、日本の印象などをアフリカ出身のフレディさんと高田先生のトークショー形式で、分かりやすく具体的な身近な生活や文化などのテーマも交えながら進められました。またカメルーンに帰国後の夢や計画を語り、参加者からも多くの質問やコメントを頂くなど、高い反響を呼びました。TICAD7を目前にして、日本とアフリカの相互理解を促進し、一人でも多くの方にアフリカに興味をもって頂くための良い機会となりました。