2019年3月9日(土)、ICANNと神戸情報大学院大学の共催によるワークショップを本学にて開催いたしました。
ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は、ドメイン名、IPアドレスといったインターネットの基盤となる資源に関するグローバルな調整を行うために、1998年に米国で設立された民間の非営利法人です。年に3回、世界各国から関係者が集まり、インターネット資源の管理やルールについて議論を行うための会合が開催されています。
今回、19年ぶり2度目となる日本国内開催が実現し、2019年3月9日(日)から14日(木)の6日間にわたり兵庫県神戸市で第64回ICANN会合が開催されました。その一環として、本学の学生を含む日本国内の大学・大学院生を参加者として迎え、ICANNとの共催で英語によるワークショップを実施しました。
ワークショップには、日本の「.jp」や中国の「.cn」といった各国ドメインを補完する形で利用されているトップレベルドメイン「.asia」を管理する「DotAsia Organization」のスタッフからの講義も行われ、インターネットを健全に運営する上での必要なルール作りや仕組みについて学び、カードゲームを通した、インターネット上でのドメインやIPアドレスの役割など、ユニークなワークショップが1日を通して行われました。
本学のプロフェッショナルコースの日本人学生、イノベータコースの留学生も参加し、他大学の学生たちとコミュニケーションをとりながら、ワークショップを楽しんでいる様子でした。