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バングラデシュODAレポート第11弾 国家プロジェクトいよいよ始動 ~大学向けキャンペーンも大盛況~

研究活動

本学が国際協力機構(JICA)より受託・実施中のバングラデシュにおける技術協力事業「日本市場をターゲットとしたICT人材育成プロジェクト」は宮本行庸特命准教授を主担当に2017年7月より活動を開始しました。ITEE(情報処理技術者試験)の合格者数を指標にしながら、バングラデシュ国内の高度ICT人材の育成に取り組むこのプロジェクトは、2018年春のITEEにおいて、アジア上位得点者(1位、3位)を研修生から輩出。直近の2018年秋試験においては、アジア上位得点者(1位)を再度輩出したばかりでなく、バングラデシュ史上最高の合格者数(36名)を記録しました。2018年11月には、これらITEEにおける成果と、日本企業との経済交流促進活動の成果がバングラデシュ政府に認められ、本プロジェクトはバングラデシュ国家事業へと格上げされました。その後、バングラデシュ国内においては総選挙の影響でプロジェクトの活動が一時中断しておりましたが、この度、国家事業としての実質的な始動を促進するため、宮本特命准教授が8度目の渡航(2月16日~24日)を実施致しました。

渡航期間中、バングラデシュJICA事務所への状況報告、民間企業への協力要請の他、①政府機関に対する今後の具体的な活動内容の提案と予算執行の促し、②大学における受験奨励キャンペーンを実施して参りました。政府機関に対しては引き続きITEE合格者を増やすための「12大学120時間トレーニング(仮)」、国内の自立的なICT人材育成システムを支えるベンガル人トレーナー育成の充実化(渡日予算の増強も含む)等を提案し、予算執行を伴う実質的な活動を促しました。ミーティングにはトレーニング対象となる大学関係者も出席し、活発な意見交換がなされました。また、大学における受験奨励キャンペーンでは、ダッカ市内の2つの大学を訪問。プロジェクト研修生がITEE合格を弾みにして日本企業で活躍する事例や、そのための具体的なルート(ITEE合格後に、日本語やビジネスマナーを習得するための研修を受けることも可能であることなど)を提示し、学生たちの強い関心を集めました。

宮本特命准教授によれば、プロジェクトはこれまで着実に成果を上げ、バングラデシュにおける認知・関心が高まっている一方、ベンガル人による真のオーナーシップ、マスタートレーナーの実質的な活動、民間企業による協力体制、継続的な教材の提供等に課題が残っており、解決に向けて引き続き注力する考えであるとのこと。今後も、本プロジェクトの動向にご注目ください。

 

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