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【講義レポート】ICTプロフェッショナルコースM1創造性開発演習

研究活動

本学では1年次より、課題発見や解決のために必要な創意工夫の力や学生の柔軟な思考力を鍛え伸ばすための講義として、「創造性開発演習」を開講しております。アイデア創成や発想法などに関する様々な手法を取り入れながら、アクティブラーニング形式で学んでいくこの講義の集大成として、9月27日、ICTプロフェッショナルコース1年生によるグループプレゼンが実施されました。

各グループ(4~6名)の以下のような探究テーマに取り組みました。
Aグループ:今、ここにある機器 ~災害発生、その時あなたは何が一番必要ですか?~
Bグループ:賞味期限切れの食品を有効活用
Cグループ:ポイントの汎用

Aグループ:災害時は「衣食住」よりもスマートフォン等を通して得られる「情報」が重要となっている現代に必要なのは「電力供給」であることに着目。中央集権的で脆弱な既存の電力システムに対し、地域で発電者と需要家を結びつける仕組みを提案しました。

Bグループは日本の社会的な課題として挙げられる食品ロスについて、「質問する」ことでアイデアを発掘する発想法「質問ストーミング」を取り入れ、弁当屋がデータベースを利用し、需要を予測することで廃棄される食品を減らしていくというアイデアを企画しました。

Cグループは、買い物でよく使われているポイントカードについて、その種類の多さや、汎用性の課題に注目。生体認証によるカードの廃止や、利用しないポイントの有効利用など、利便性や汎用性の向上を提供価値とする発表がありました。

プレゼンテーションでは各グループ伝え方にも創造性を発揮しました。特にAグループでは、結論に至るまでの様々なアイデアや発電方法を寸劇で表現し、聴き手の興味を惹きました。総括において炭谷俊樹学長は「少ないグループワークの時間の中で、問題意識の捻出と掘り下げ、その中で最も重要な課題について創造的な提供価値を発散するというフローを、アイデア創出手法を使いこなして、しっかりやってくれた。」と講評し、今後の学生たちの研究に活かしてほしいとエールを送りました。

 

 

 

 

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