本学ICTイノベータコースを2016年9月に修了したルワンダ出身のアカリザ・ケザ・ントゥアリさんが、国連設置のデジタル協力に関するハイレベル・パネルのメンバーに召集されました。本パネルは2018年7月にアントニオ・グテーレス国連事務総長により、「持続可能な開発目標(SDGs)」において、デジタル技術の社会的、経済的な潜在能力を十分に発揮させながら、それによるリスクを軽減し、意図せぬ結末が起きないようにする一つの議論の場として設置されました。
パネリストとして召集されたのは20名で、いずれも政府、民間企業、市民社会、学界、技術社会でさまざまな専門分野を代表する方々。日本からは安西祐一郎氏(慶應義塾 学事顧問・同大学名誉教授 独立行政法人日本学術振興会 顧問・学術情報分析センター所長)も選ばれております。
アカリザさんは2016年9月に本学ICTイノベータを修了した後、ルワンダに戻り、マルチメディアコンサルタントとして、世界中のクライアントにサービスを提供し続けています。在学中には『インフィオラータこうべ北野坂2016』にて「KOBE×AFRICA」をテーマに花絵のデザインを作成にも参加するなど、公私ともに非常に積極的な学生でした。(該当記事はこちら:https://www.kic.ac.jp/news/2202/)
パネルは2018年9月下旬に第1回の直接会合が開催されるとのことで、今後ますます修了生の活躍が期待されます。
外部関連記事:
FACE 2 FACE AFRICA.COM(https://face2faceafrica.com/article/meet-the-african-women-selected-to-champion-the-uns-digital-technologies-goal)※全文英語
国際連合広報センター(http://www.unic.or.jp/news_press/info/29363/)