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お知らせ

ICTイノベータコースM1成果発表会

研究活動

7月10日、ICTイノベータコースの「特定課題研究A成果発表会」が実施されました。特定課題研究Aは、1年次必須の研究課題であり、自らが発見した社会課題に対する解決策と、それを実現するための方法に対し、社会的意義、独自性、経済的価値などの観点から、研究価値および研究計画の検証を行うものです。多くの学生が特定課題研究Aのテーマを、2年次の研究活動(特定課題研究B)でも継続して取り組むため、当発表会での指導教員や他の学生からのアドバイスや意見をどのように取り入れ、以後の研究活動の改善に活かすかが重要となります。冒頭、炭谷俊樹学長からは「1年次に学んだことの経験や成果を共有し、有益なフィードバックを受ける良い機会であり、忌憚ない意見交換と、それを次の研究に活かすことが重要」とのアドバイスがあり、続いて一人ひとりの学生が発表を行いました。

ICTイノベータコースにはアフリカを中心に世界の広い地域からの国費留学生が在籍します。エチオピア出身の留学生は未だその発症メカニズムが解明されていない自閉症に関して、早期発見を可能にするアプリの開発という難題に挑み、「確かに自閉症に関しては、早期治療が重要だが、発達障害そのものに対する社会的認識がまだ低い途上国で、アプリが効果的に使用されるか」等、活発な議論を呼びました。また、モザンビークの留学生は、退学者や学校での勉強に興味の持てない子供が多い、母国の教育問題にメスを入れ、アクティブラーニングやペーパーテスト等からの脱却をICTで支援するシステムを提案するなど、豊富な研究テーマで見ごたえのある発表が続きました。最後に炭谷学長は、発表者全員のこれまでの活動、努力を好評した上で、『顧客視点での検証を忘れてはならない。「誰を、どのようにハッピーにしたいのか」という軸をしっかりと持って、2年次の研究に繋げて欲しい』と締め括りました。

 

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