言語スイッチャー

お知らせ

【講義レポート】探究実践演習最終回

研究活動

2018/6/6

5月28日、ICTプロフェッショナルコースM1の探究実践演習(講師:炭谷俊樹学長)が最終回を迎え、本講義における集大成として、課題解決提案のグループプレゼンテーションが行われました。探究実践演習では、社会の課題を自分で発見する視点を養うと同時に、課題解決に必要な思考力や行動力を身につけるためのトレーニングを行い、エンジニアやビジネスリーダーとしての「人間力」を培います。具体的には、自分が関心をもつ社会問題を解決するために、必要な資金調達、応用技術、人材をデザインし、それを社会的意義、独自性、経済性の視点でシビアに検証する訓練を積みます。そしてその過程においては、机上の分析だけでなく、問題の現場を詳しく調査することや、関係者にインタビューを行うなどのフィールドワークさらには、一緒に課題に取り組む他のメンバーとのチームワークも重要となります。冒頭に炭谷学長から、「プレゼンの技術に関しては、まだ気にする必要はない。それより、この1ヶ月のフィールドワークやインタビュー調査などで、どんな問題と解決策が見えてきたのかを、はっきりと伝えることが大切である」、また「聴き手から指摘された欠点は素直に認め、次につなげれば良い」とのアドバイスがあり、その後、4つのグループが課題解決に関する提案を行いました。テーマは発表順に以下の通りでした。

・子供のスマホ依存対策アプリ
・観光客向け交通支援システム
・飲食店の空席状況を知らせるアプリ
・高齢者のためのコミュニティカフェ

どのグループの提案も、インタビュー調査等によるニーズの把握や、既存サービスとの差別化を行った上で、斬新なアイディアが盛り込まれ、聴き手の興味を惹きました。中でも「観光客向け交通支援サービス」に関する提案では、新しい業態サービスの参入を困難にしている既存の産業界のあり方を問うなど、サービスを取り巻く業界全体の問題に踏み込んだ発表もあり、活発な質疑応答が行われました。さらに、「子供のスマホ依存対策アプリ」に関する発表では、聴き手の関心の高さも相まって、「アプリのユーザーを増やすための宣伝費は収支計画に盛り込まれているか」や「成長の早い子供たちに、顔認証技術の適用が上手くいくのか」など、収支や技術の面でリアリティを追求する質問が多く出されました。課題の発見から調査、検証、解決策の提案まで、短期間でハードな工程をやり切った達成感とともに、今後の課題もしっかりと意識された発表会となりました。

オープンキャンパス開催中! 資料請求