5月26日、ICTプロフェッショナルコースM2の研究計画発表会が実施されました。研究計画発表会は、M2学生が通年で取り組む「特定課題研究B」の研究テーマに関して、研究の価値や、課題解決アプローチの方向性などの妥当性を検証する場です。各M2学生は、これから自分が取り組もうとするテーマにおいて、どんな仮説に基づいて、どんな方法で、どんな課題を抽出したのか、そしてそれをどんな方法で解決しようと考えているのかを発表しました。本学は様々な社会課題をICTで解決するための研究活動に取り組む大学院ですが、今回の研究計画もネットワークセキュリティ、中小企業ビジネス支援、異文化交流促進、医療、防災、外国人生活支援など幅広い領域にわたりました。発表後の質疑応答では、課題抽出における仮説や調査方法の信憑性を問う質問、開発目標のプロダクトやサービスにおいて想定されるリスクなど、シビアな質問や意見も数多くありましたが、これは各研究計画に対するオーディエンスの関心の強さと、「是非成果を挙げて欲しい」という想いの現れのように感じられました。オーディエンスには指導教員の他、M1学生や修了生の姿も見られ、今後の研究活動に対する期待と熱い視線が注がれました。
