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ジャパンタイムズが修了生の活躍を報じています

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2018/5/29

昨年9月に本学のICTイノベータコースを修了したタンザニア出身のジェームス・ムマリさんが、株式会社スタジオキャンビーと共同で開発した、タンザニアの交通システム関連アプリ【Bongo Faster】を今年3月末にGoogle PlayとApp Storeからリリースしたニュースは過去の記事https://www.kic.ac.jp/news/4491/でお伝えしました。このアプリの開発と、実用化から市場への展開にまつわる物語を5月15日付のジャパンタイムズが報じています。

ムマリさんは、将来、日本とアフリカの架け橋となるアフリカの若手産業人材を育成するための奨学金プログラム(ABEイニシアティブ)によって、2015年に本学に留学。本学ではマルコン・シャンドル教授研究室に所属し、母国タンザニア最大の都市、ダルエスサラームで近年導入されたバス運行システム(BRT)が抱える問題を解決するためのアプリケーション開発を目標に研究に取り組みました。ジャパンタイムズの記事では、①本学在学中に開発したアプリのプロトタイプが、修了後のインターン先となった株式会社スタジオキャンビーとの出会いによって、実用化と市場への展開に向けて大きく前進した経緯、②ダルエスサラームの交通事情を大きく改善させる【Bongo Faster】の様々な特徴や利点、③ABEイニシアティブを管理運営する国際協力機構(JICA)では、留学生の人材育成とインターン受入れが、企業の海外ビジネス進出に繋がったこの一連のストーリーをプログラムのモデルケースとして高く評価していること、等を伝えています。

【Bongo Faster】はユーザーにとって、複雑かつ不案内で利用しづらいダルエスサラームの路線バスシステムを、バスのルート、現在地、バス停およびその周辺情報を分かりやすく利用者に提供し、便利にすることで、バス利用者の増加につなげます。さらに、バスの運行、運転などに対する利用者の声をバスシステムの運営組織にフィードバックさせる機能を有し、これが運転士の安全運転を促す結果につながっていると評価されています。現在、ムマリさんとスタジオキャンビーはタンザニア政府と【Bongo Faster】の実装に向けた最終交渉の段階に入っているとジャパンタイムズは伝えています。続報にご期待ください。

【以下、ニュースリンク※全文英語】

https://www.japantimes.co.jp/news/2018/05/14/national/tanzanian-man-looks-transform-dar-es-salaams-busy-bus-system-using-app-developed-japan-based-startup/#.WwJH_UjRBPZ

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