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お知らせ

‘’Practice of Creativity Development’’で課題解決プレゼンテーションが実施されました。

研究活動

’’Practice of Creativity Development’’ (ICTイノベータコースM1対象の創造性開発演習 講師:炭谷俊樹学長)の最終講義が4月3日に行われ、成果発表としてグループでの課題解決プレゼンテーションが実施されました。(本講義の概要につきましては、過去の記事www.kic.ac.jp/news/4422/ をご参照ください。)

プレゼンテーションでは、5つのグループが本講義の中でそれぞれ向き合ってきた課題に対し、本学オリジナルの課題解決手法「探究実践」と本講義で得たクリエイティブな視点や発想法を武器に挑み、最終的に考え出された解決策が発表されました。各グループの発表テーマは以下のとおりでした。

グループA:アフリカの農業従事者向け情報プラットフォームの提供
グループB:アフリカにおけるイノベータ―、起業家育成システムの提案
グループC:日本の高齢化社会における子供のケアと高齢者の雇用促進
グループD:アフリカ観光客の安全確保のためのアプリをはじめとしたツールの提案
グループE:潜在的な精神疾患に対する医師の診察サポートツールの開発

この内、グループAでは、アフリカでの農業従事者が農作物を市場へ輸送する際に生じる物理的・経済的な非効率を解決するため、農業従事者、市場管理者、輸送ドライバーなどの農作物輸送に関わる人々が一元的に情報を活用できる仕組みをモバイルアプリでデモンストレーションした他、グループEにおいては、潜在的精神疾患を持つ患者と医師のやりとりを寸劇にして診察補助ツールの使用方法を説明しました。迫真の演技で聴き手の興味を惹きつけるなど、「伝えたいこと」だけでなく、「伝えかた」に対しても、創造的に取り組んだ姿勢が印象的でした。またプレゼンテーション終了後には各グループから提案された事業のオリジナリティや持続性、ユーザーの人権に関する問題など、リアリティを追求した活発な議論が交わされました。

総括において炭谷俊樹学長は「グループ毎に異なるコンセプト、多様な手法で課題に対するアプローチが行われており、大変独創的であった」との趣旨で好評。本講義で習得したアイデア発想法と探究実践の手法が有機的に結びつき、学生の力がより一層発揮された一幕でした。

 

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