2018年2月7日、大学院構内にてICTイノベータコースの学生と、ICTプロフェッショナルコースの希望者を対象に、情報セキュリティ株式会社(iSEC)様によるセキュリティに関する特別講義が開講されました。
情報セキュリティ株式会社(iSEC)様は、神戸市に本社、東京都に事務所を置き、未知のマルウェア通信の高度分析およびブロックを行うNTA製品の取扱いや、ハイレベル技術者によるセキュリティ運用サービスを提供している企業です。今回、同社のSenior Security EngineerのAdrian Oprea様とInternational Businessご担当のEmong Zheng様のお二人が来学され、“Cybersecurity Industry and Working in Japan”というテーマで、英語による特別講義が開講されました。
Emong Zhengさまより、サイバーセキュリティの基本的な知識から、これまでのセキュリティ技術の社会的な背景、今後のニーズの高まりについて話題提供があり、Adrian Opreaさまからは、UTM(Unified Threat Management)といわれるファイアウォールやWebフィルタリング、アンチスパムなど複数のセキュリティ機能を一つに統合したハードウェアに対し、システムの脆弱性をテストプログラムで突いて、指摘を行うデモンストレーションなど、実践的な講義が行われました。また、日本での就業経験があるお二人から、日本で働くための豆知識として、「年功序列」「根回し」「飲み会」など、日本独特な文化について、ユーモアを交えながら解説があり、本講義に出席した学生たちから笑い声が聞こえるなど、専門的な知識と同時に、日本社会についても楽しく学ぶ機会となりました。
情報セキュリティ株式会社(iSEC)の皆様、誠に有難うございました。