11月14日(火)に、独立行政法人国際協力機構(JICA)の乾監事と、JICA関西の西野所長、白井主任調査役がご来学されました。KICからは、福岡副学長、福原事務局長、帯田研究科長、伊藤教授、辻教授をはじめ、過去JICAの活動に関わった経験のある大学院のスタッフでお迎えし、KICのご紹介や、JICA採択プロジェクトの概要として、これまでの研修員受入における本学独自の取り組みをご説明しました。また、後半には、JICA採択プロジェクトにおける成果や課題、今後の事業協力に至るまで幅広い内容で意見交換が行われました。
これまで、KICでは長期研修として6プロジェクトで129名、短期課題別研修として2プロジェクト85名の研修員を受け入れてまいりました。さらに本年3月からはルワンダのキガリを中心とした若手ICT人材育成事業、7月からはバングラデシュ全域で日本市場をターゲットとしたICT人材育成プロジェクトを実施しています。
乾監事より、KICはプロジェクトごとに現場を感じながら先駆的に留学生制度をオーダーメイドで作っていると評価され、今後もプロジェクト対象国はもちろん、日本にとっても良い効果となるようにご協力をお願いしたいとのコメントを頂きました。KICではPBLなどを通じながら、国際的な活動が国際貢献および日本社会への貢献につながるよう、今後もより一層邁進してまいります。
