以前紹介させて頂きましたアフリカ・ルワンダ(首都キガリ)におけるICT人材育成事業は本学が神戸市の全面協力の下、国際協力機構(JICA)より実施運営を受託しております。(詳しくは10月5日の投稿をご参照ください)10月3日の第1期研修スタートから約1カ月が経過。本学オリジナルのビデオ教材を使用しながら、現地のファシリテーター(本学の修了生が大半)が実施する講義も3分の2が終了し、来月からは残りの講義とゼミ形式の開発実践へと移行します。本事業では今後約2年半で1サイクル8カ月の研修を3サイクル行い、合計45名のICT人材を養成します。現地で研修の対象となるのは、ICTに関する独自のビジョンや構想を持ち、そのためのプロジェクトに既に着手しているような方々で、選抜されるためのハードルは高いのですが、なんと年齢は10代後半~20代前半が中心。あらためて、ルワンダの若者たちのパワーを感じます。今回、本事業のプロジェクトマネジャである船山静香KIC職員から研修生にインタビューした時の映像が提供されましたので、一部分ですが紹介させて頂きます。(動画の再生はFacebookページの方でどうぞ)インタビューを受けた研修生は自分たちが取り組んでいる、スマホなどのワイヤレスチャージャやその他の機能を搭載した「スマートデスク開発プロジェクト」に関して語ってくれています。近年、アフリカにおけるテクノシティ化の成功モデルとして語られることが多くなったキガリですが、今、持続的にICTビジネスを発展させていける人材開発の重要性が高まっています。本事業の動向に今後もご着目ください。
Letter from Kigali
研究活動
2017/10/25