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お知らせ

アフリカビジネスセミナーin神戸

研究活動

2017/9/12

9月11日 日本貿易振興機構(JETRO)の主催で「アフリカビジネスセミナーin神戸」が開催され、セミナー後半のパネルディスカッションでは本学の福岡賢二副学長がファシリテーターを務めましたので、レポートさせて頂きます。
アフリカビジネスセミナーは今後大規模な市場成長が見込まれるアフリカ大陸への進出を計画、検討している日本企業を対象に、先駆者、専門家の知見を基にした有益な情報提供を行い、進出を支援することを目的として各都市で継続的に開催されています。また、企業のアフリカ進出には「情報」だけでなく、「人材」もキーファクターとなります。そのため国内屈指のアフリカ人材育成ノウハウと輩出実績を有する本学は、国際機関や行政との大連携の中で、企業支援における重要な役割を果たすことを、引き続き多方面から期待されています。
今回のin神戸では、タンザニアとエチオピアにスポットが当てられました。会場となった神戸商工貿易センター26階の会議室は、近畿を中心とした多くの参加企業の方々と、NHKの取材などで熱気に包まれました。
荒畑稔JETRO神戸所長の開会ご挨拶の後、長瀬利雄JICAタンザニア事務所長、山田健JICAエチオピア事務所長 両氏による各国のビジネス環境紹介がされました。政治、経済、文化、地理など様々な角度からタンザニアとエチオピアについて解説がなされ、企業進出におけるメリットや課題点、JICAによる支援内容など詳しい情報が伝えられました。続いて神戸市職員で本学修了生でもあるハサン・ケデュール・エドリス氏(アフリカ神戸リエゾンオフィサー エチオピア出身)が登壇。アフリカビジネスにおける情報提供を軸とした神戸市の民間企業支援策、さらに留学生受け入れをきっかけにアフリカ進出を果たした企業の実例などに関して発表されました。
福岡副学長がファシリテーターを務めた後半のパネルディスカッションでは、JICA、神戸市および本学がアフリカ現地での活動経験を通じて得た「生きた知見」、「観光資源などの魅力」についても語られた他、長瀬利雄JICAタンザニア事務所長からはアフリカ進出を支援する立場として、企業様より「企業側のニーズ」、「強みの技術」、「考え方」などを、今後さらに共有させて欲しいというメッセージも発信されました。最後の質疑応答では制限時間いっぱいまで質問が絶えることなく、盛況のうちに幕を閉じました。
主催者であるJETRO神戸様ならびにJICA、神戸市の関係各位の皆様、ご参加頂きました企業の皆様、誠に有難うございました。

 

 

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