2025年3月8日(土)、兵庫県立兵庫津ミュージアムで開催された「ひょうご関係人口フォーラム・交流会」に、神戸情報大学院大学(KIC)が神河町と合同ブース出展を行いました。テーマは「地域との多様な関わり方を知る」。自治体・大学・企業が連携し、人口減少社会における“関係人口”の可能性を探るイベントです。
KICからは、矢野研究室の客員研究員・木村雅代氏が司会進行を務めるなど、深く運営にも関わりました。また、KICを修了後、地域おこし協力隊員 国際交流などの活動を行っている修了生や神河町関係者による協力を得ての研究活動地域との協働による研究を行っている在学生が活動を紹介し、来場者との意見交換も活発に行いました。
同月18日(火)には神河町内で例年開催されている定例報告会が行われ、同じく神河町をフィールドに活動を行っている修了生や在学生が報告を行いました。
特に客員研究員・木村雅代氏が取り組んでいる、町の公式インターネットラジオ番組の企画運営は2023年度から神河町より委託事業として実施しており、2025年度も継続実施することが決定しています。番組は町の高校生や海外からの留学生も参加する形で展開されており、国際交流や多文化共生の場としても機能しています。
このように、KICは地域に入り込んだ研究を通じて、社会課題に取り組みたい。専門性を活かしながら、現場で人とつながり、地域に貢献したい。そんな思いを抱く学生の育成を、神河町と共に、今後も取り組んでいきます。