2016年4月28日(木)、神戸情報大学院大学(以下KIC、 兵庫県神戸市、学長 炭谷俊樹)と音羽電機工業株式会社(兵庫県尼崎市、取締役社長吉田修)は、アフリカ諸国へのビジネス展開と産業人材の育成に取り組むため、包括連携協定締結についての記者会見を行いました。
現在、アフリカの各国は雷による社会的損害に苦しんでいますが、特にルワンダは「世界一の雷被害」地域に位置する国です。
KIC に在籍する12 名のルワンダ共和国の学生の内、昨年、音羽電機工業でインターンシップを経験したルワンダ人学生たちが、その技術に感銘し母国への技術支援や事業展開を熱望しました。
これを受けて、音羽電機工業 吉田社長は、その内の一人の出身母体であり本学とも関係の深いTumba College of Technology の雷被害への復旧対応と電気系のエンジニア育成を支援することを決定されました。既に4 月18 日より音羽電機工業のスタッフが現地に入り調査を完了しています。
母国の災害を少しでも減らしたいという学生の強い願いと、雷対策一筋に、高い「免雷」技術を追求する音羽電機工業との出会いが、今回の包括連携協定を実現させました。
これからも、KIC はアフリカと日本の交流の拠点として一層重要な役割を担っていきたいと考えております。