神戸情報大学院大学(KIC)は、2024年5月25日(土)、ICTプロフェッショナルコース・ICTイノベータコース(ハロートレーニング)の研究計画発表会をおこないました。
研究計画発表会は2年生になった学生が、これまで学んできた内容をもとにこれから取り組む研究テーマに関して、研究価値や課題解決アプローチの方向性などの妥当性を検証する場です。
山本翔太さん(ICTプロフェッショナルコース・2023年度4月入学)は、ご自身が厩務員(きゅうむいん:馬の世話をする人)として働いていた経験から、馬業界のICT導入について研究を進めています。馬の出産の兆候を検知し、アラートを出すシステムを開発するために出産の兆候を収集し、データにまとめた結果や今後の予定などの説明を発表しました。
教員からは、「AIは情報収集が命なので、引き続きしっかり収集をしてください」といったアドバイスがありました。
台湾出身の孫 子淩さん(ICTプロフェッショナルコース・2023年度4月入学)は、海外からの観光客をターゲットとした、免税判定や日本語翻訳を支援するアプリの研究をおこなっています。
台湾の友人などに協力してもらったアンケート結果の発表や今後の研究計画について発表しました。
発表会終了後、土田研究科長からは、「今回の発表でアドバイスをもらった人はぜひ調べてほしい。また、研究内容の方向が違うかもしれないといわれた方は、自分の説明がしっかり伝わらなかっただけだと思うので、次回はしっかり伝えられるようにしてもらえたら良いかと思います。いずれにしても本日のコメントや質問は有意義に使ってください。お疲れ様でした。」
と学生にアドバイスとエールを送りました。