2024年5月21日、神戸情報大学院大学(KIC)は、カナダのバンクーバー・アイランド大学(VIU)の学生たちとの交流イベントを開催しました。
VIUの学生たちが日本のビジネスやイノベーションについて学びながら、カナダと日本に関連したビジネスプランを作成するためにKICを訪れました。このイベントでは、まずKICの炭谷学長が探究学習について紹介しました。
続いて、両校の学生たちはそれぞれが取り組んでいる課題や研究内容について発表を行いました。KICの学生たちは、「温室監視ロボット」や「着座姿勢の改善とICT活用」など、自身の研究成果を披露しました。日本が世界20か国の中で着座時間が一番長いことや、座りすぎは健康リスクを高めるという情報は学生の中でも関心が高く、真剣に研究発表を聞いていました。
一方、VIUの学生たちも「ゴートヨガ」や「傘を収納するカバン」など、カナダの文化を取り入れたビジネスプランを発表しました。カナダで話題になっているゴートヨガを日本でも実施し、日本文化である「抹茶」をコンセプトにしたカフェを併設するといった、日本とカナダの要素をあわせたアイデアを発表していました。
発表するKICの学生
発表後には、双方の教員や学生たちによる質疑応答が行われ、活発な意見交換が行われました。傘を収納するカバンを発表した学生には、KICの学生から「日本の電車は混んでいるからそこを意識した設計にした方が良い」というアドバイスを受け、笑いに包まれる瞬間もありました。
またVIUの教員からは「
KICは今後も国際的な研究活動に力を注ぎ、グローバルな視野を持った教育と研究の推進に努めていきます。