神戸市で毎年開催される「インフィオラータ神戸」は、美しい花びらで描かれた巨大な絵画で街を彩る春の風物詩です。2024年のインフィオラータでは、神戸情報大学院大学(KIC)のアフリカからの留学生が特別な役割を果たしました。
今回、KICの留学生たちがデザインしたフラワーカーペットは、「Towards world peace ~世界平和に向けて~」と題してICTイノベータコースのM2生シセ・ンダイ・ロカヤさん(セネガル出身)がデザインしました。オリンピックのシンボルである聖火を表現したこのデザインは、中にカヌーを入れ、平和の象徴である鳥で聖火を囲んでいます。
このイベントは、地域社会との連携を深める重要なイベントとしても知られています。KICの学生たちは、地域の人々と協力して準備を進め、花びらを一枚一枚丁寧に敷き詰めていきました。参加した留学生の一人は、「神戸の皆さんと一緒に花絵を作ることで、私たちの文化を共有し、新しい友人を作ることができました。地域社会の一員として貢献できることは、とても嬉しいです」と話していました。
KICは、留学生の多様なバックグラウンドを尊重し、様々な文化を受け入れてきました。学生たちは、ICTやデータサイエンスの専門知識を学ぶだけでなく、今回のようなイベント参加を通じて、グローバルな視野を広げる機会を得ています。KICの学生たちは、学内外の活動を通じて異なる文化と触れ合い、共に学び合うことで、国際的な視野を養っています。
インフィオラータ神戸2024での経験を通じて、KICの留学生たちが示したように、ここでは学問だけでなく、多様な文化と触れ合いながら成長する機会が待っています。未来のリーダーとして、国際社会で活躍したいと考えるなら、KICでの学びを通じて、その夢を実現してみませんか。