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地方創生×ICT 兵庫県神河町で活動報告会を実施

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2024/4/8

兵庫県神崎郡神河町と神戸情報大学院大学(KIC)は、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、地域創生と産業人材育成に資することを目的とした包括連携協定を2021年3月に締結しました。KICの強みである「ICTによる地域課題解決」で貢献することを目指し、PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)を通じて、在学生が主体となり、神河町の小中高生とKICの留学生が英語で交流する「オンライン世界授業」のほか、在学生のみならず、修了生により、研究活動の終了後も継続して、神河町民向けの講座「オンライン英会話」などの取り組みを実施しています。近年では、地域住民と地域内の外国人、そして地域外からの訪問者や旅行者などとの交流を促進する団体KACUを設立し、イベントなどを企画しています。他にも、当初子どもたちに限定していたプロジェクトを一般の町民へ拡大して始まったインターネット・ラジオ「新発見!! 神河トレジャー、あれどもみえず」を継続して配信するなど、ICTを活用した地方創生に資するプロジェクトを実施しています。

神河町と神戸情報大学院大学ポータルサイトはこちら:https://www.kamikawa-kic.com/

2024年3月には神河町にて2023年度の活動報告会を町内で開催し、山名宗悟町長はじめ多くの参加者を迎え、KICの在学生や修了生が取り組んでいる、および今後取り組む予定の研究活動やプロジェクトの進捗と成果について発表を行いました。

孫研究室に所属していた金沢恵子さん(2022年度ICTプロフェッショナルコース入学)は、自身の研究で現代社会における食に関する複雑な問題(食事の準備への手間、情報の氾濫、偏食、孤食、食文化継承の困難)を解決し、豊かな食事体験を実現できる力を育むための「食育」に焦点を当てた研究に取り組んでいました。この研究では、ICT技術を活用して、子どもたちが食に対して肯定的な変容を遂げることができるような教育プログラム(プロトタイプ)を開発し、ChatGPTを活用したテキストと音声のインタラクティブなコンテンツや、五感を意識したWebアプリケーションのスタート画面、動画教材などを通じて、子どもたちが新たな食材や料理に関する知識を楽しく学べるよう工夫しています。

神河町では長谷小学校と連携し、給食の献立に使われる食材や料理に関する食育動画教材を配信、給食の食材と調味料や、児童が休職を食べた感想を音声入力し、テキスト表示を行うことで、食への興味喚起や新たな価値観の獲得、知識への理解深化など、子どもたちの食に関する肯定的な変容を促すことを目指しました。

KICは今後も神河町をはじめ、日本国内外の地方創生に資するICTプロジェクトを促進していきます。

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