神戸情報大学院大学(KIC)の内藤智之副学長が、2023年12月18日~22日にかけてタイ国ルーイ県に在る王立チュラボーン科学高等学校にて開催された「Thailand-Japan Student Science Fair 2023(TJ-SSF 2023)<https://tjssf2023.pcshsloei.ac.th/>」に昨年に引き続き基調講演者として招へいされ、基調講演を行い、シリントーン王女から感謝の盾を拝受いたしました。
TJ-SSFは、タイ王国プリンセスチュラポーン・サイエンスハイスクール(PCSHS)の国際交流を目的として、タイ教育省基礎教育委員会(OBEC)が 2016 年から日本のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)及び高専を招聘して実施しているもので、今回(TJ-SSF2023)が 4 回目の開催となります。TJ-SSF 2023 では、タイ王室よりシリントーン王女も参列され、厳重な警備と感染対策の中で開催された中、タイ国内から王立科学高等学校および他選抜高校生約500名、日本からSSH18校高校生および高専生約100名、双方合わせて約600名の高校生・高専生および各校教員、タイ政府関係者他が参列し、物理、化学、生物学、数学及びコンピューターサイエンスの分野における研究活動成果の発表がされました。
内藤副学長は「AI for GOOD – The Future Needs Your Skills and Knowledge」と題した約20分間の基調講演を行い、科学技術を学ぶタイ及び日本の高校生・高専生に「学んだ知識を世のために活用することが重要、先人・賢人に学べ」と強調し、講演後にはシリントーン王女から感謝の盾を拝受いたしました。
なお、本会の開会式概況がタイ国内で毎朝8時半から放送される国民番組「Thai Royal News」にて全国放映されたほか、上記のYouTubeでも内藤副学長の基調講演を含むオープニングセレモニーの全体を見ることができます。(基調講演は40分54秒~1時間01分30秒位まで)
KICは引き続きタイをはじめとした東南アジア諸国および世界中の国々と連携を行いながら、世界で活躍する探究×ICT人材の育成と輩出を行います。