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【レポート】福岡理事長によるAI特別講義。アフリカ・中東など 世界各国から集まった留学生たちにAIの原理を伝授

お知らせ

2020/8/20


オンラインとのハイブリット形式による講義で、多数の留学生・教員が参加。
アフリカ・中東など 世界各国から集まった留学生たちにAIの原理を伝授しました。

2020年8月18日(火)コンピュータ総合学園理事長 福岡 富雄が、神戸情報大学院大学(KIC)のICTイノベータコースで学ぶアフリカ・中東などからの国費留学生を対象に、自ら研究・執筆したオリジナル教材『AI基礎原理とその仕組み』を用いて特別講義を開催。
およそ3時間にわたり、ブラックボックスといわれているAIの基礎原理が、どのような仕組みにより構築されているのかをレクチャーしました。



「機械学習」「ディープラーニング」「畳み込みニューラルネットワーク」「誤差逆伝播」についての解説。AIの基礎から応用まで。
講義は、機械学習における「教師あり学習・教師なし学習」、「ニューロンの働き」といった初歩的な内容にはじまり、手書き文字などのより複雑な画像を識別する「ニューラルネットワークの応用」へと展開。さらに、これからの人工知能分野のテクノロジーに欠かせない「ディープラーニング」において要となる「畳み込みニューラルネットワーク」、「誤差逆伝播」についての解説へと進みました。誤差逆伝播の解説については、併設校である神戸電子専門学校の教員がC言語を用いて実行した「誤差逆伝播の繰り返し回数1・4・100・1000・10000」における値を比較しながら、さらなる理解へとつなげました。




講義内容は以下8項目
Ⅰ. 機械学習
Ⅱ. 人工ニューロンと活性化関数
Ⅲ. ニューラルネットワークのしくみ
Ⅳ. 手書き文字にニューラルネットワークを応用
Ⅴ. 畳み込みニューラルネットワーク
Ⅵ. ディープラーニング
Ⅶ. 誤差逆伝播
Ⅷ. 誤差逆伝播のプログラム例について


講義で得た知識が、構築・活用のプラットホームになる。
「今回の講義は、あくまでも骨格的なものだと思ってください。しかし、本日得た知識は、AIの構築と活用をする上でのプラットホームになり、また今後、新しいテクノロジーやシステムが登場した際にも、必ず力強く機能するものです。みなさん、母国に帰った際には、ぜひ広めていただき、各国における研究・技術の発展に役立ててください」と、講義を締めくくりました。


母国における研究・技術の発展にも役立てていきたい。
講義終了後、学生たちからは、「AIの基礎原理について、これほどまでにわかりやすい講義を受けたのははじめてでした」との感想がありました。さらに、AIを専門に研究しているミャンマー出身の留学生からは、「母国に戻った際には今日学んだ知識をきちんと伝え、また、今後の研究に生かしていきたいです」との意欲的な感想もあるなど、各国の研究・技術の発展においても大変有意義な講義となりました。


●福岡富雄(コンピュータ総合学園 理事長)の略歴
1958年 神戸電子学園を創設
1961年 コンピュータの基礎研究を開始
1971年 国内初のコンピュータ技術の教科書『電子計算機-総合設計と基本プログラミング』を開発・出版
1993年 叙勲 藍綬褒章を受章
2008年 叙勲 瑞宝双光章を受章
2020年 『AI基礎原理とその仕組み』オリジナル教材を研究・執筆


●『AI基礎原理とその仕組み』オリジナル教材(研究・執筆:2020年)
ブラックボックスといわれているAIの構成がどのような原理に基づいているのか、またその仕組みがどのようになっているのかといった点を主眼において解き明かしたオリジナル教材。

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