神戸情報大学院大学（KIC）は2023年4月11日(火)、神戸文化ホールにてICTプロフェッショナルコースの入学式を、グループ校の神戸電子専門学校と合同で挙行いたしました。
本年は例年以上に多様なバックグランドを持つ学生が入学され、式では初の試みとして手話通訳が行われました。また、アナウンサーの経歴をもつ本学修了生の木村 雅代さんが司会を担当しました。
入学式の様子
炭谷学長は式辞にて、
「この度はご入学おめでとうございます。近年AIの実用化が急速に進んでいます。最近では人の言葉を理解して話すことができるChat GPTなどの生成系AIが話題です。みなさんはこのように急速に発達する技術とどのように付き合っていきますか？そして何のために技術を学ばれますか？神戸情報大学院大学は『Social Innovation by ICT and Yourself』をモットーに掲げています。技術を学び、自らのリーダーシップで社会課題を解決します。AIに取って代わられるのでなく、技術を使いこなして良い社会を作ろうということです。本学でしっかり学び、経験し、活躍されることを期待しています。」
と新入生へエールを送りました。
式辞にて新入生にエールを送る炭谷学長
新入生代表の宣誓は樋口 敬子さんがおこない、
「私はこれまで福祉分野を中心に勤務してきました。人手不足や低賃金、社会的地位の問題など多くの課題を抱える分野です。課題解決の糸口を、ICTを学ぶことで見出したいと思い入学しました。これからの社会は今まで以上に変化が大きくなることが予想されます。その時代のうねりの中で、社会的弱者を含む多様な人々を、暖かく包み込む豊かな社会にできるかどうかは、今、この時代を生きる私達のこれからにかかっています。新入生一同、神戸情報大学院大学の一員として、未来に向かって日々研鑽し、有意義な学生生活を送ることをここに誓います。」
と抱負を述べられました。
新入生代表の宣誓をおこなう樋口 敬子さん
新入生のみなさん、ご入学まことにおめでとうございます。
教職員一同、みなさんの学生生活を一丸となって応援していきます。
