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JICA課題別研修「ICT案件形成能力向上」の受け入れ

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From January 18 to February 17, 2023, Kobe Institute of Computing (KIC) accepted 14 government officers specializing in ICT from 10 countries in the framework of the JICA Knowledge Co-Creation Program (KCCP) “Capacity Building for ICT Project Planning” course (ex. e-Government, e-Education, e-Health, e-Agriculture).
The article continues below in Japanese.

神戸情報大学院大学(KIC)は、2023年1月18日から2月17日まで、独立行政法人国際協力機構(JICA)による課題別研修※「ICT案件形成能力向上」の受け入れを行い、10カ国より計14名の行政官がKICを訪れ、様々な分野の開発課題に対し、ICTの活用により解決するプロジェクト形成能力を養いました。

※課題別研修・・・日本側が研修内容を企画・計画し、開発途上国に提案する研修です。日本が有する知識や経験を通じて途上国が抱える課題解決に資するよう、国内の多くの関係団体と連携しつつ実施しています。病院管理のノウハウ、地方自治制度、また伝統的な農業技術から最先端の科学技術に至るまで、多岐に亘る分野をカバーしています。(JICA HPより引用)

<参加国>(通称・順不同)
サモア、フィリピン、ソロモン諸島、トンガ、ジョージア、フィジー、スリランカ、タジキスタン、ラオス、パキスタン


ウェルカムミーティングの様子

5週間の研修の終盤には、KICの学校法人であるコンピュータ総合学園の福岡富雄理事長が「AI基礎原理とその仕組み」に基づく特別講義を実施し、研修員との活発な質疑応答が交わされました。


福岡富雄理事長による「AI基礎原理とその仕組み」に基づく特別講義の様子

KICでの研修最終日には、締めくくりとして各研修員が帰国後に各所属先省庁で担う重要課題の解決に向けて構想を練り、本研修で受講した「探究実践」などを通じて実現可能性を高めたアクションプランを発表しました。それぞれの国の課題には特徴があり、それらをICTでどのように解決していくか、本研修の成果発表の場です。

<研修員による発表テーマの一例(無作為に選択)>
・ドローン活用による精密農業
・クラウドを用いた早期災害復旧計画
・遠隔地の妊産婦・乳児の死亡率削減 など


研修員によるアクションプラン発表会の様子


研修員によるアクションプラン発表会の様子

発表会翌日にはJICA関西センターにて閉講式がおこなわれ、研修員代表のPrasanga Rajapaksheさん(スリランカ出身)から「我々の業務ではたくさんの課題に直面しますが、この研修を通じ、いかに課題を解決しプロジェクトを成功させるかを学ぶことができました。本研修の実現に関わった日本のすべての皆様へ感謝しています。」との言葉が述べられました。

各国の重要課題を担う行政官の方々が、JICA課題別研修を通じ、神戸、そしてKICに訪れていただいたことを光栄に思います。研修員の方々が帰国後も社会課題解決のため、ICTを活用して挑戦を続け、成功を収められますことをKIC教職員一同願っています。

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