2022年11月27日(日)、神戸情報大学院大学(KIC)は、神河町の明治後期から大正期の建物と推測される古民家である粟賀の驛(あわがのうまや)にてICT×国際×地方創生の体験型イベント「KIC冬フェスタ」を開催しました。
兵庫県神崎郡神河町とKICは、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、地域創生と産業人材育成に資することを目的とした包括連携協定を2021年3月に締結しました。本学の強みである「ICTによる地域課題解決」で貢献することを目指して、PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)に取り組むほか、2022年3月には「旧川上小学校・幼稚園」の一部を活用した地域交流の学習拠点『サテライトラボ』の開設や、神河町の小中高生と本学の留学生が英語で交流する「オンライン世界授業」も定期的に開催しています。
今回のイベントは、KICサテライトラボが主体となり、神河町後援のもと、KICのアフリカやアジアの留学生との国際交流ゲームや、学生の研究によるインターネットラジオ放送プロジェクトや神河町の子どもたちの安全連絡アプリなど、ICTによる地域創生プロジェクトの体験会を通して、地域の方々が楽しみながらKICのことを知ってもらうことと同時に、地域内のコミュニティ活性化も一つの狙いとして開催しました。
当日は地域の方々にたくさんご参加いただき、留学生とのゲームや学生たちが紹介するアプリなど楽しみながら体験していた様子で、「またこんな機会がほしい」「賑わいが見られたのでよかった」などの声も聞かれました。
KICは今後も神河町をはじめ、日本の地方創生に資する課題解決への取り組みを、世界中の学生と共に行ってまいります。