2022年6月30日、アフリカ最大のテック集積地ナイジェリアから、同国におけるデジタル・イノベーションの振興を担う政府高官が、神戸情報大学院大学(KIC)に来学されました。
今回来学されたのは、ナイジェリア国立人工知能・ロボット工学センターのヤウ・イサ・ガルバ長官と、ナイジェリア国立デジタル・イノベーション機関のヤクブ・ムサ・ヤクブ長官をはじめとする、ナイジェリア政府関係者と(独)国際協力機構(JICA)の関係者です。
一行は、同年7月4日のイベント「アフリカ新興テック ナイジェリアピッチ決勝戦」を主目的として、JICAの招へいにより来日し、日本各地のスタートアップ支援施設を視察中です。今回、日本国内で最も多くアフリカからのICT分野の留学生を受け入れているKICが、どのような教育を提供しているのか関心を持たれ、来学されました。
意見交換では、KICが提供する「探究実践」「高度ICT教育」「国際貢献」のフレームワークや、アフリカ域内の大学との連携に話題がおよび、ナイジェリアとKICの関係強化に向けて活発に意見が交わされました。
さらに、KICの関連企業であるSwift-Xi社(高性能ドローン)、a2ee社(AIソリューション)などについても、国立人工知能・ロボット工学センター長官を筆頭とする一行は高い関心を示され、ナイジェリア連邦共和国とKICのさらなる関係深化につながる有意義な時間を持つことができました。
KICはこれまでナイジェリアより短期研修員を含め10名の留学生を受け入れており、今後のさらなるナイジェリアICT人材育成に貢献していきます。