神戸情報大学院大学(KIC)では、国際青少年サイエンス交流事業さくらサイエンスプログラムの支援を受け、本学と協定を結んでいる中国安徽省合肥市の安徽中医薬大学(Anhui University of Chinese Medicine)とのオンライン交流プログラムを11月24日(水)より毎週水曜日全5回開催しました。今回のテーマは「医療分野でのICT利活用」で、日中両大学が行われている様々な研究の紹介を行い、最終回の12月22日では、両大学の学生計35名が、混じり合ったグループを3つ編成し、少人数でのディスカッションを通じて日中の健康福祉やICTの利活用についての意見交換・発表を行いました。発表では、高齢化問題など日中で共通した問題を取り上げて、本学の課題解決手法である「探究実践」を活用し、医療分野とICTの掛け算で課題に取り組むことができました。
最終発表で取り上げたテーマ
・機械学習を用いた漢方薬の選別方法
・IT技術を用いた高齢者介護人材の不足問題を解消する方法
・脳卒中患者の遠隔リハビリテーションを支援するための漢方薬の役割と画像によるリハビリ効果評価方法
今後も両大学のコラボレーションを通じ、KICは世界の課題解決に挑戦していきます。