2021年10⽉1⽇(⾦)、2021年度秋季⼊学式を挙⾏し、⽇本を含む13ヵ国の学⽣が参加しました。コロナウイルス感染症の影響により完全オンラインにて実施された式は、各国の民族衣装などで正装した⼊学⽣を中心にして、教職員と在校生代表が出席し、本学らしい国際色豊かなものとなりました。
炭⾕ 俊樹学⻑は式辞で、
「皆さんはとても⾼いモチベーションと才能を持ち、KICでの研究活動の後に、母国や世界の発展に資することを期待されています。IoT、ビッグデータ、AIを活⽤し、社会に貢献する事を願います。」と激励の⾔葉を贈りました。
普段、日本語で受講している在学生代表の⾦⽥ 真幸さんは、
「私たちは、留学⽣から多くの刺激を受けています。なぜなら、あなた⽅はそれぞれの国の代表であり、学ぶことに対して⼤きなモチベーションを持っているからです。皆さんと⼀緒に学ぶことをとても楽しみにしています。」と歓迎しました。
1年前に入学したEI KODSI, Zainabさんは、
「皆さんがこの素晴らしい⼤学で勉学に励むことになったことを祝福します。KICでの学びは、皆さんが異⽂化を発⾒し、この違いを財産とし、⽂化的知性を強化する機会となります。また、全く新しい環境の中で、⾃分⾃⾝を発⾒し、⾃分の内なる声を聞く機会でもあります。COVID-19によってオンラインでの出会いを余儀なくされましたが、⼀緒にこの難局を乗り越えていきましょう。⽇本での⽣活を楽しんでください。」
と先輩としてのエールを贈りました。
最後に、新⼊⽣による⾃⼰紹介がおこなわれ、それぞれがKICでの学びへ期待と決意を語ってくれました。
大半の新入生がコロナ禍の影響でまだ来日できない中で、昨年に引き続いて完全オンライン形式で実施されましたが、参加した教職員と在学生の心からの歓迎と新入学生の清新な決意に満たされた入学式となりました。
困難な状況の中で船出をした今年度の新入生が、本学の新しい歴史を拓いてくださることを心から期待し、関係者の皆様のご支援をお願いします。
また、今回の入学にあたり、多くの方にご協力を頂きました。この場にて御礼申し上げます。
なお、式は世界各国から参加可能な時間に設定され、次第はすべて英語で実施されました。
