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岩城客員研究員のACP(アドバンス・ケア・プランニング)研究論文が国際学術誌『Nursing Inquiry』に掲載

岩城客員研究員のACP(アドバンス・ケア・プランニング)研究論文が国際学術誌『Nursing Inquiry』に掲載

本学の岩城客員研究員(二見研究室)による研究論文が、2026年7月19日付で看護学の国際的な査読付き英文学術誌『Nursing Inquiry』に掲載されました。

本研究は、臨床経験15年の訪問看護師としての視点から、患者の意思決定支援である「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」の普及と現場教育に向け、ICTを活用した理論化・教材開発に取り組んだ成果です。

■ 研究の背景と論文発表への経緯

岩城研究員は、現在も「あむKOBE訪問看護ステーション」で訪問看護師として臨床の第一線に立ちながら研究を続けています。医療・介護現場でACPの実践が十分に普及していない現状に対し、「ICTを活用することで、より感覚的・段階的にアプローチできないか」と考えたことが研究の発端でした。

あむKOBE訪問看護ステーションで働く岩城客員研究員

この課題意識から、短い動画解説と疑似体験ゲームを組み合わせたWebコンテンツ「ACP INITIAL DISCUSSION」を開発・運用を開始しました。

修士論文の執筆においてACPの世界的な研究背景を掘り下げる中で、「看護師自身が早い段階から学び、臨床でACPの必要性に気づいて現場へ広げていけるサイクルを作りたい」という着想を得ました。この臨床知と構想を、二見先生の指導のもと客観的な理論として体系化・ブラッシュアップを重ね、今回の国際誌掲載へと結実させました。

■ 今後の展望(独自モデル構築とAI技術の導入)

岩城研究員は現在、ACPの対話プロセスをより直感的に理解しやすくするための「独自モデル」の構築を進めています。

また、すでに運用中の学習コンテンツ「ACP INITIAL DISCUSSION」においては、今後はAI技術を導入予定です。ユーザー(看護師や医療従事者)の選択によって展開が変化する、より対話的で実践的な学習システムの実現を目指して研究・開発を継続しています。

■ 論文情報・関連リンク

 

在学時に研究発表をおこなう岩城客員研究員(2026年3月修了)

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