矢野孝一特任教授

教員情報

矢野孝一特任教授

Yano, Kouichi
担当コース
ICTプロフェッショナルコース
プロフィール

大阪教育大学卒業、龍谷大学政策学研究科修士課程修了。
ヤノ電器(株)、(株)アプリック、Qmark Technology Inc. 各代表
NPO法人MOSA 代表、協同組合インフォーメーション・テクノロジー関西 副理事長
(株)羅針ネット 顧問、(財)阪神・淡路マルチメディア産業交流会 理事
神戸学院大学 客員教授、関西学院大学 講師、大阪人間科学大学 講師
日本教育工学学会会員。

学生へのメッセージ

地域の社会課題のICT活用による解決に挑戦を 地域の社会課題をICTを活用して解決する手法に挑戦することは、事業においても共通する経験であり、就業しても大いに活かせるものとなります。私たちと一緒に、兵庫県神河町をフィールドとして取り組みましょう。こうした地域での実践は、特定地域のみならずモデルとして他の地域や事業においても活用できるものになります。これまでの先輩達の取り組みも参考に、実践的な取り組みをいただくことを期待しています。また、ICTを活用した農業分野や防災分野での研究活動についても、指導の対象としていますのでご相談ください。

科目・専門分野

  • 起業特論
  • 特定課題研究A
  • 特定課題研究B

実務実績

  • FAエンジニアとして、工場向け各所生産システムの開発
  • PC向け記憶装置の開発
  • クラウドストレージシステムの開発
  • 津波警報システム、河川警報システムの開発

研究室情報

  • ICTプロフェッショナルコース

研究テーマ

地域の課題を発見し、地域創成につながるICT活用を実践する

研究室紹介
指導教員は、企業においてICTに関した製品開発(「組込用ソフトとハード開発」、「ストレージシステム」、「教育分野向けソフトウェア」をはじめ、防災システムや地域開発など多方面での開発事業も行なってきた経験に基づき、実践型の指導を目指します。 各自の研究においても、研究の範囲に留まらずプロジェクトや事業へ発展させることを想定した取り組みを進めます。また、これまでの経験からICTと農業、ICTと防災の分野でのテーマについても指導を行なっていきたいと考えています。指導教員自身も、企業での長年の事業経営の後に、社会人大学院生を経験していることからその活かし方についても一緒に考えていきます。
研究分野・テーマ

修了生の研究テーマについては、本研究室で作成公開している以下のサイトで一部確認できます。このサイトは、本研究室の学生だけでなく、神河町を直接・間接にフィールドとするKICの学生の研究に活用する為に作成され、本研究室のメンバーなどにより運営されています。

神河町と神戸情報大学院大学ポータルサイト

<※以下、本研究室研究テーマ一部抜粋>
  • 「小学生を対象にした定置式コミュニケーション端末の検証」
  • 「関係人口増加に向けた子どもたちの活動でのICT活用の検証」
  • 「海外からの交流人口増加のための支援」自転車ツーリング✖記録映像
  • 「災害時のペットと飼い主の為の ポータルサイト」
<※他研究室の学生による連携研究テーマ一部抜粋>
  • 「暮らすように旅するTRALIVE民泊・ICTを活用した普及方法の研究」
  • 「飢餓問題解決のための昆虫食発展へ向けて」コオロギ✖画像処理による生産管理方法の検証
  • 「コオロギ鳴き声音声分析」

研究・指導方法

以下のような点を挙げています。

  • 現実の社会課題を解決する為に、ICTの活用を含めた解決手法を模索する。
  • 継続性のある解決手法を探究する。
  • 現場に学ぶ。
  • 研究としてだけではなく、その実用に向けた想定での取り組みと活動を目指す。

上記の方針に従い、当研究室では以下のような方法で研究を進めています。

  • 神河町への訪問

基本毎月1回(必要に応じて追加)現地での活動を行います。

  • 技術指導

最新のソフトウェアのコーディングなどについては、他の先生方にも指導協力をいただきます。

  • その他

毎週1回の合同ゼミ(神河町を研究フィールドとする者希望者)に加え、適宜、個別の相談に対応します。

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