土田雅之研究科長(教授)
教員情報

土田雅之研究科長(教授)

- 担当コース
- ICTイノベータコース
ICTプロフェッショナルコース - プロフィール
博士(知識科学=経営学系)
技術士(情報工学)
中小企業診断士
キャリアコンサルタント京都大学工学部数理工学科卒業、同大学院修士課程修了。
パナソニック入社、本社研究部門で情報通信技術の研究に従事、人材開発部門にてさまざまな社内研修の企画運営を担当。パナソニック在籍中に北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科の博士後期課程修了。2018年より現職。
情報処理学会、組織学会、日本技術士会、大阪府中小企業診断協会、日本キャリアコンサルタント協会会員
学生へのメッセージ
ICT技術が急激に進化する中で、新しいICT技術の開発や習得は重要ですが、それらをどのように活用して社会の役に立てていくのかもまた重要な課題です。技術力を効果的活用して、ビジネスの構築や社会課題の解決に貢献するなど、顧客や社会のための価値づくりをしていくことが求められています。 これらをしっかり考えて、新しいシステムやビジネスを開発できる人材になってほしいと考えています。そのために、技術を習得することはもちろんですが、価値づくりの考え方についても一緒にトライしながら研究して学んで行ければと思います。科目・専門分野
- ICTビジネス特論
- ICTビジネス演習
- 特定課題研究A
- 特定課題研究B
主な研究テーマ
- ICTを活用したビジネスの価値づくり
- MOT(技術経営)
- 技術者、技術マネジャー、DXリーダー人材育成
実務実績
- 自動設計CADシステム(エキスパートシステム)の研究開発
- 大型機、ミニコン、WS、PCでのソフト開発、ソフトウェア工学
- 技術研修の企画運営(UNIX、C、ネットワーク、問題解決手法など)
- リーダー研修の企画運営(MOT=技術経営、技術リーダー研修、SEリーダー研修、ITリーダー研修など)
- 戦略的研修の企画運営(幹部候補研修、キャリア研修、スキルチェンジ研修、新規事業創造をテーマとする研修)
- 社内人材育成体系の構築、インストラクショナルデザインなど
著書
- 「図解でわかるソフトウェア開発のすべて」(共著)日本実業出版 2000年(7万部)
- 「ITビジネスコンサルタント」(共著)翔泳社 2001年(7千部)
研究室情報
- ICTプロフェッショナルコース
- ICTイノベータコース
研究テーマ
ICTを活用した価値づくりの研究
研究室紹介
「ICTを活用したビジネスの価値づくり」について研究します。
近年のビジネスでは、GAFAをはじめとするIT企業が急成長をしています。「モノづくり」だけではなく「価値づくり(コトづくり)」の視点が重要となっています。本研究室では、各学生は、この視点から個人毎に具体的な社会課題をICTで解決するビジネスの「価値づくり」について研究します。
研究分野・テーマ
「ICTを活用したビジネスの価値づくり」について研究します。「価値づくり」のためには、ニーズとシーズのマッチングをより高いレベル行うことが重要です ここで、ニーズとは「WHAT?」つまり何をするか?より大きい社会の困りごとや本当に人々が喜ぶことです。シーズとは「HOW?」どう解決するか?、誰でもすぐにできることというより、特に自分の強みを活かして自分だからできることを考える事が重要です。
その解決策のために、新たにICTを開発する場合もあれば、既存ICTの利活用という場合もあります。
本研究室での研究の進め方は、社会課題やICT技術を「俯瞰」して、そこからより高い価値を生む解決策を「構想」し、そのプロトタイプを作成して検証することが中心となります。
本研究室での具体的な育成目標は下記のとおりです。
「WHAT?」発見のために
(1) 価値づくりのスキル=全体を見渡す俯瞰力、価値を見出す構想力
(2) ビジネススキル=ビジネス基礎力(ビジネスの基礎知識)
「HOW?」実現のために
(3) ICT技術スキル=実現するICTの専門力(開発力、利活用力)
(4) ヒューマンスキル=論理的思考力、プレゼン力、実践力など
研究・指導方法
「ICTを活用したビジネスの価値づくり」について研究します。
近年のビジネスでは、GAFAをはじめとするIT企業が急成長をしています。「モノづくり」だけではなく「価値づくり(コトづくり)」の視点が重要となっています。本研究室では、各学生は、この視点から個人毎に具体的な社会課題をICTで解決するビジネスの「価値づくり」について研究します。