二見強史准教授
教員情報

二見強史准教授
Futami, Tsuyoshi

- 担当コース
- ICTプロフェッショナルコース
- プロフィール
1981年4月、横浜国立大学経済学部卒業(数理統計学専攻)高砂市役所へ入庁
市役所在職中、週2日職専免にて神戸商科大学大学院(昼間)で経済学修士取得
市長公室秘書係長を最後に民間のシステム・エンジニアへ転職
大手SIer(扶桑電通㈱)関西支店システム部次長、姫路営業所次長兼システム課長
2013年、奈良県CIO補佐官へ転職、再び公務員へ、2016年、第13代都道府県CIOフォーラム会長に就任、2018年、奈良県庁を退職し、佐賀県庁情報監へ転職(現職)
・立命館大学テクノロジー・マネジメント研究科博士課程後期単位取得・在籍
・情報処理技術者(ITストラテジスト)
・一般社団法人全国地域情報化推進協会ICT地域イノベーション委員会
学生へのメッセージ
ここ数年、都道府県でCIO(補佐官)という職種に従事しています。 政府CIOポータル(https://cio.go.jp)を見ていただくと、CIOのCは、Chief、Oは、Officerで共通ですが、Iは3つ(場合によっては4つ)意味があります。 Intelligence(ITを活用による戦略の創造) Innovation(エンタープライズのビジネス改革) Information(ITガバナンス確立) Information System(情報システム最適化) これらの分野が喫緊の課題である社会人のみなさん、将来、これらの分野に携わりたいと思っている学生諸君、現職としてヒントを与えられたらと思っています。科目・専門分野
- ビジネスプロセス特論
- ビジネスプロセス演習
- 特定課題研究A
- 特定課題研究B
主な研究テーマ
- オペレーションズ・リサーチ
- MOT
- COBIT(CMMI)
- BABOK
- PMBOK
- 数理統計学
- ゲームの理論
- 行政計画法
- 財政学
- 管理会計
- 生産管理
- ネットワーク分離とセキュリティ
- 個人情報保護
- マイナンバー
- 公共調達
- レガシー・マイグレーション
- 日本語文字コード体系
- テキスト・マイニング
実務実績
- 2000年代の自治体向け新制度(介護保険、住基ネット、後期高齢者、マイナンバー)の導入支援・開発・運用(人口1000人未満の村から、政令市、都道府県まで)の設計及びPMOの実績
- 政令市公営企業の超上流工程コンサルティング及びPMOの実績
- 国内最大手の薬剤メーカー生産管理システムの開発・保守責任者
- 都道府県レベルでの、インソース、アウトソーシング、クラウド・コンピューティングの3形態でのネットワーク、セキュリティを含むシステム設計、導入、PMO実績
研究室情報
- ICTプロフェッショナルコース
研究テーマ
本学のコンセプト「探究実践」を、オペレーションズ・リサーチの考え方(科学的手法を用いて問題を解決する)実行することを目指します。
研究室紹介
上記の方法として、 (1)いろいろな分野に応用される、 (2)計算技法とコンピュータを活用し問題解決を計る、 (3)問題の対象をシステムとしてとらえ、問題解決の方法を研究する。
研究分野・テーマ
特にテーマは決めていません。個人におまかせしますが、政府が提唱する「ICT分野における技術動向」におけるデジタル革命を研究・実践にしいと思っています。特に、これからの方向性を考えるキーワード「D」(Design、Disruption、Diversity、Dream)に取り組む方大歓迎
研究・指導方法
現在、平日(月曜日から木曜日まで)公務のため在学しておりませんので、授業と個別指導を金曜日、土曜日に集中します。 プロジェクトとしては、内閣府 地方創生推進室が手がける地域経済分析システム、RESAS API を使ったアプリコンテストに参加することで、データ・アナリシスやプログラミングのテクニックを教授したいと考えています。