ウェビナー概要：
新型感染症「Covid-19」は、世界中の社会経済活動の抑制し続けており、その影響は多岐にわたっています。情報通信技術（ICT）を活用した遠隔教育やウェブ会議が日常風景になりましたが、貧困地域では通信インフラやデバイス不足により、貧富の差がますます拡大しているという報告もあります。さらには、行動抑制によって平和構築や社会的投資にも停滞の影響が出てきています。これらは全て、SDGs達成目標への大きな阻害要因になっています。ICTの積極的な利活用は感染症との戦いに有効と考えられていますが、遠隔教育や遠隔医療のみならず、平和構築や社会的投資に関しても、これまで以上に大胆に試行されるべきと考えられます。
本ウェビナーシリーズは、このような問題意識を共有する共同開催4機関が、「ICT、平和構築、社会的投資」の連関可能性を、ウェビナー参加者と広範に情報を共有しながら議論を深堀することで、学術の枠にとどまらず社会的に実証・実装していく可能性を検討する道筋を探ることを目的としています。
参加ご希望の方は、以下情報（詳細は添付資料）をご参照の上、下記URLよりご応募下さい。
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ウェビナー形式： Zoom使用
参加費： 無料
使用言語： 日英 （資料は英語、説明は日本語で行う予定。英語話者からの質問には各講師が英語で対応予定）
開催内容（予定）：
第1回 2021年6月9日（水）17：00～18：00（日本時間） 『ＩＣＴ x 平和構築 ｘ 社会的投資の可能性』
①「本ウェビナーシリーズの背景と狙い／コロナ禍下のICT効用」 内藤智之（KIC）
②「スーダンにおける平和構築の現状と、ICT、社会的投資の可能性」 坂根宏冶（JICA）
③参加者とのオンラインQ&A
第2回 2021年6月16日（水）17：00～18：30（日本時間） 『平和構築 ｘ ＩＣＴの可能性』
①「Peace Techという新たな潮流」 大石彩夏（Peloria Insights）
②「Remote Sensing and AI for Peacebuilding」 エルハム・グメヘイ（Space4good）
③「国際機関のTech活用トレンド／世銀Tech & Innov. Lab」 川嶋雄作（世界銀行）
④オンライン参加型ブレイクアウト・セッション / オンラインQ&A
第３回 2021年6月23日（水）17：00～18：00（日本時間） 『平和構築 ｘ 社会的投資の可能性』
①「（仮題）コロナ禍における社会的投資の現状と課題」」 功能聡子（ARUN）
②「難民の自立にビジネスと社会的投資が果たせる役割」中村恵理（JICA）
③ 参加者とのオンラインQ&A
第4回 2021年6月30日（水） 17：00～18：00（日本時間）
パネルディスカッション／参加者からの質問回答セッション
『平和構築 ｘ ＩＣＴ x 社会的投資』社会実装に向けて
モデレーター 内藤智之（KIC）
パネリスト 坂根宏冶（JICA）、大石彩夏（Peloria Insights）、功能聡子（ARUN）、中村恵理（JICA、慶應義塾大学院）、ほか有識者（調整中）
第5回 2021年7月7日（水） 17：00～18：00（日本時間）
特別セッション 『パレスチナにおけるICT ｘ 社会的投資』
①「パレスチナの現状とJICAの取り組み」川嶋淳司（ＪＩＣＡ）
②「（仮題）ガザ地区におけるIT企業モンスター・ラボ社の挑戦」中山和樹（Monstarlab）
③「（仮題）ガザ地区の現状とＩＣＴ企業の活動」 （現地ICT企業：調整中）
④ 参加型ディスカッション「持続可能なパレスチナ支援：ICT x 社会的投資の可能性」
第6回 2021年7月14日（水） 17：00～18：00（日本時間）
特別セッション 『フィリピンにおけるICT ｘ 社会的投資』
①「開発途上国における製造DX事例：３DプリンタxAI技術を用いた義足製造のイノベーション」徳島泰（インスタリム）
②（現地ICT系社会起業家：TBC）
③ 参加型ディスカッション「持続可能な弱者支援：ICT x 社会的投資の可能性」
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。
ＩＣＴ x 平和構築 ｘ 社会的投資が作り出す新しい世界（日本語）
ICT x Peacebuilding x Social Investment
終了したウェビナーは下記youtubeサイトにアップ予定です。
https://www.youtube.com/channel/UCr-r8S-DOgwPSNziPVojzGw/playlists
