本学はルワンダITC省との間で「人材育成と産業振興における協力関係」を目的としたMoU（覚書）を締結致しました。正規の省庁との間の覚書締結は、本学にとっても初めてであり、画期的なことになります。
MoU署名式は2018年3月16日、神戸市庁舎にて神戸市久元喜造市長のもとに行われ、神戸市とルワンダITC省によるMoU締結に続いて、本学とルワンダITC省とのMoUが福岡賢二副学長とジャン・ドゥ・ディエウ・ルランギルワITC大臣の署名により締結されました。
現在ルワンダは国家主導でICT立国を推進する中、海外からの投資や企業進出の促進に加え、ICT人材育成を含む国内民間企業の成長促進や、アントレプレナー育成を含めた現地の雇用拡大が重要な課題となっています。本学はこれまでにルワンダから受け入れた多くの研修生をICT人材やアントレプレナーとして同国へ輩出していることに加え、国際協力機構（JICA）からの委託業務として昨年10月からルワンダ現地で展開するICT人材育成プロジェクト「キガリを中心とした若手ICT人材育成事業」の成果が評価され、今回のMoU締結に至りました。
翌17日にはMoU署名式に出席されたルランギルワ大臣、ルワンダ・イノベーションビジネス開発局長クローデット・イレレ氏、駐日ルワンダ特命全権大使のベネチア・セブダンディ氏が本学を訪れ、歓迎交流行事やルワンダ学生との懇談などに参加されました。
