高度で専門的な
職業能力を有する人材の育成を
目的・役割とする大学院
神戸情報大学院大学(KIC)は、2003年に施行された改正学校教育法で設置が認められた新しい形態の大学院(専門職大学院)です。専門職大学院は従来の大学院が研究者の育成を主な目的としているのに対し、その目的・役割のひとつとして、「高度で専門的な職業能力を有する人材の育成」を法令上明確に位置づけられ、社会が求める高度で専門性の高い職業人を育成するために現場経験の豊富な実務家教員が、理論教育と同時に実務教育を行います。
KICは、昭和33(1958)年4月、コンピュータのハードウェアとソフトウェアを解説した国内最初のテキスト「電子計算機-総合設計と基本プログラミング」の著者である福岡富雄によって創立された、「神戸電子学園」というごく小規模な1年制の学校を起源としています。「神戸電子学園」は、その後、昭和40(1965)年に「神戸電子専門学校」と改称。昭和51(1976)年に、兵庫県下第一号の工業系専修学校として認可されました。50余年にわたる歴史と実績は、兵庫県下では最大規模の専修学校として、また国内で最も長い歴史を有するコンピュータ技術の教育機関として、コンピュータ(デジタル)技術の発展と優秀な専門職業人の育成に貢献し続けてきました。社会システムの高度化に伴い、ICT人材の質と量の不足が深刻になるなか、社会インフラとしての情報システム構築の中核を担うより高度ICT技術者を育成するため大学院として2005年に開学しました。

沿革
50年を越える歴史と実績。
神戸情報大学院大学の設置者学校法人コンピュータ総合学園は、「誠実・努力」をモットーにコンピュータ技術者の育成に貢献し続けています。
KICは、昭和33(1958)年4月、コンピュータのハードウェアとソフトウェアを解説した国内最初のテキスト「電子計算機-総合設計と基本プログラミング」の著者である福岡富雄によって創立された、「神戸電子学園」というごく小規模な1年制の学校を起源とする専門職大学院です。「神戸電子学園」は、その後、昭和40(1965)年に「神戸電子専門学校」と改称。昭和51(1976)年に、兵庫県下第一号の工業系専修学校として認可されました。50余年にわたる歴史と実績は、兵庫県下では最大規模の専修学校として、また国内で最も長い歴史を有するコンピュータ技術の教育機関として、コンピュータ(デジタル)技術の発展と優秀な専門職業人の育成に貢献してきました。
学校法人コンピュータ総合学園の沿革
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1958神戸電子学園 創立電子工学及びTV修理技術の修得を目的とした1年制の専門課程を設置
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1971国内初のコンピュータ技術の教科書「電子計算機-総合設計と基本プログラミング」を出版
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1988法人名を「福岡学園」より「コンピュータ総合学園」に改称
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2005神戸情報大学院大学 開学
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2010「探究実践」を中心とした教育・研究体系を確立
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2012課題別研修「ICT活用による開発課題解決」(別名 Tankyu for Africa)を実施
JICA PEACE留学生受入大学として採択される -
2013英語のみで履修と修了可能なICTイノベータコース(秋入学)開設
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2014JICA ABEイニシアティブ受入大学として採択される(通算で日本で第2位の受入数)
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2015JICA草の根技術協力「キガリを中心とした若手ICT人材育成事業」採択
JICA課題別研修「ICT案件形成能力」開始(毎年実施) -
2017雑誌AERAの「私立580大学のサバイバル能力」にて第1位の評価を得る
JICA草の根技術協力「神戸-キガリICTビジネス イニシアティブ」採択 -
2019TICADⅦ開会式の安倍首相による基調講演で、日本のアフリカ支援の模範例としてKIC学生の事例が紹介
「国際協力を通じて開発途上の人材育成や社会発展に多大に貢献した」としてJICA理事長賞を受賞 -
2020世界の超一流大学が選ばれる世界銀行奨学生受入大学として採択
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2022フルオンライン受講制度開始
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2023JICA・JIEPプログラムに採択
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2024JICA民間人材育成のための長期招へいプログラム(ミャンマー)に採択
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2025JICA宇宙国際頭脳循環プログラムに採択
受け入れてきた学生の出身国の累計が100ヵ国を超える